一軒の農家
一軒の農家をつくることは、日本の自給の問題であり、あなたの食いぶちの問題でもあると思います。
そんな思いから、私たちは値段をつけないで、月ぎめの会員をさがしていました。
何人もの友だちや、訪れてくれた人に語りかけました。
でも、わかってくれる人、実行しようとする人はいませんでした。
そんな時、手伝いに来てくれた1人の友人が、やってみようといってくれました。
いろんな不安をのりこえて、その後まもなく結婚したその友人夫婦が私たちの農場の第一号の会員になりました。
玄米、丸麦、キビ、小麦粉、大豆、小豆、卵、生シイタケ、干しシイタケ、それに季節の野菜を配達しています。
それから、東京に二家族の会員ができました。
遠くの会員には、生野菜を除いて月一回送っています。
またこちらにきた時には、野菜を持って行ってもらいます。
物に値段をつけないという、いままでの価値感とは違う考え方の試みは、お互い試行錯誤しながら、一歩つつ歩み始めたばかりです。